鯛の香草塩釜焼

_和風,ハーブ


鯛を塩で包んでオーブンで焼くという料理ですが、Webを検索すると長崎県松浦地方に伝わる料理法とあります。そうなのか?
ともかく、塩で包むと鯛のように焼くとパサつきがちな魚もしっとりと焼き上がり上品な仕上がりになります。香りも逃がさないので香草焼きに向いています。この料理方法、いろいろ使えるかもしれません。

[材料]
鯛  450g
塩  1kg
香草 ローズマリー、タイム、セージ、ディル 等々
ワイン 適量

[作り方]
鯛のエラと内蔵をとり、良く洗ってからワインを振りかけておきます。
(*今回は鱗をひきません。)
水分をふき取り、腹の内側に強めに塩してから香草を詰め、30分程度おきます。
塩に水を加えて湿らせます。

オーブンペーパーの上に塩を1/3程度拡げてローリエを2枚敷き、タイムを散らします。
その上に鯛を置き、周囲に余った香草を散らします。
上から塩を被せ、200度に予熱したオーブンで40分ほど焼きます。

焼き上がったら金槌などで叩いて塩を割ります。

鱗を引いてないので皮は食べられませんが、塩が皮にへばりつかないので処理が楽です。
鱗を引く場合は塩をかける前にできるだけ魚の水分を拭ったほうが良い結果になります。
塩は再利用できます。